初めての「美容室の節税」では、考え方を理解する
考え方を理解しましょう。初めての「美容室の節税」
一番効果のある節税方法とは？
稼いだお金を税金で失わないでください。何もしないと稼いだお金の半分が税金で消えてしまいます！
社長は、節税に積極的に取り組まなければいけません。別に脱税しましょうと言っているわけではありません。税金のために会社がつぶれてしまうことだってあるのです。
しっかりと節税して会社を守ることが必要です。
とびきりの節税方法
節税するにあたって最も重要なことは何でしょうか？
「う～ん？ 税理士に節税してくださいってしつこくお願いすることかな？」「節税の本とかいっぱい勉強すれば節税できるかも？」
完全にまちがいとはいえませんが、一番大切なことじゃないです。
一番大切なことは、「会社が将来どのような計画を立てていて、どのくらい利益をだすつもりか」という見通しです。そして、計画を立てるのは社長です。
ですから、社長は自分の会社のためにきちんと節税してください。そして社長の計画をしっかり理解している顧問税理士と一緒に節税をすると一番の節税ができるのではないでしょうか？
とびきりの節税具体例
将来の計画を立てることが一番の節税！？一体どういうことなのでしょうか。
法人形態で美容室を経営していれば、社長といえども会社から給与をもらうことになります。個人事業主の場合は売上－経費＝利益が全部事業所得として課税されます。ただ、法人形態で給与をもらえばそれは給与所得として課税されます。
給与所得は事業所得よりも税金が安くなるようになっています。ただ、社長の給与は途中でコロコロ金額を変えることが認められてません。そこで、税金の負担が会社と社長個人の税金合わせて一番安くなるような社長の給与の額を 計算するのです。
つまり、将来の計画を立てることが節税をするうえで一番大事なのです。の作業は、適当に決めないで緻密にシミュレーションをすることです。
節税方法は他にもたくさんありますが、4パターンに集約されます。
- お金を使って節税する
- お金を使わず節税する
- お金を使って税金の支払いを先延ばしにする
- お金を使わず税金の支払いを先延ばしにする
この4パターンに集約されます。
ですから、節税という税金を減らすことだけにしか目がいかず、この4パターンを意識しない節税は危険なのです。
例えば、①のパターンですが、100万円の税金を0円にするには200万円のお金を使わなければならないのです。だまって税金を払えば100円の支出ですむところが、税金を払いたくないということで下手な節税をしてしまうと200万円のお金を支出してしまったのです。
なんで、こんなことが起こるのでしょうか？
それはすぐ思いついて簡単だからです。
でも、お金を使わない節税方法もあるのです。
社長、あなたはお金を使って節税しますか？それともお金を使わず節税しますか？
まずは、お金を使わずに節税する方法を考えませんか？
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一般の方が、確定申告を行うことは、長い時間が必要になります。
個人の所得税の確定申告なら、長い時間と労力を費やせば、なんとかできるかもしれません。
しかし、法人の確定申告をご自分で行うのはかなり難しいと言っていいでしょう。
また、節税のための方法、有利になる経理処理方法など、知らずに申告をすると、お金を節約するために、長い時間をかけたのに、結局損してしまうということもあります。
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